【ポケモン剣盾シングルシーズン4】この2体でラプラスからパッチラゴンまで簡単TOD!ゴチルガエン構築!

みなさま、こんばんは~

鶏川ささみと申します。

 

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流行のラプラスに強い、ゴチルガエン構築を実戦で使ってみたので、紹介させていただきます。

 

 

 

 

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【経緯】

シーズン4からガオガエンが解禁され、先発ガオガエンから「すてゼリフ」でかげふみゴチルゼルに繋ぐ流れが強いのでは?と考えました。

 

 

 

【流れ】

まず先発のガオガエンの特性、威嚇で相手のこうげきが-1されます。

さらに「すてゼリフ」をすることでこうげきが-1、とくこう-1

合計こうげき-2、とくこう-1の状態にすることができます。

 

物理アタッカー相手なら実質無償の「おきみやげ」です。

そこからゴチルゼルに交代し、弱った相手の前で「コスモパワー」を積んで「アシストパワー」で削り、TODします。(1体倒した後、20分の制限時間まで耐えます)

「おきみやげ」でゴチルゼルに繋ぐ構築は古くからあり、強力だったのですが、

今作のルールでは制限時間がなくなった際

残っているポケモンの数で勝負が決まるため

必ず1体失ってしまう「おきみやげ」はあまり適していないようでした。

 

しかし、ガオガエンが今作から新たに習得した「すてゼリフ」から繋ぐことによって、こちらが1体も落とさずに相手を弱らせたまま、かげふみゴチルゼルを降臨させることが可能になりました。

そこから「コスモパワー」「みがわり」等で要塞化した後、タイミングを見計らって「アシストパワー」で1体を倒してしまえばTODが可能になります。

 

【個体】

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ガオガエンきあいのタスキ

特性:いかく

性格:れいせい

努力値:こうげき252 とくこう252 HP4

実数値:171-167-110-145-110-58

技構成:オーバーヒート/あくのはどう/インファイト/すてゼリフ

 

後攻「すてゼリフ」から安全にゴチルゼルに繋ぐためにS0の最遅個体を採用しました。

先発のガオガエンが落とされて1体失ってしまっては、元も子もないので「きあいのタスキ」を持たせています。

一般的な物理型ではなく、特殊型にしている理由は「いかく」や「すてゼリフ」を反射してくる上、「ちょうはつ」の採用率が高く、全体的に重いアーマーガアを突破するためです。

「オーバーヒート」でHP252振りアーマーガアを乱数1発(87.5%) 

その他にも「ダイアーク」によるとくぼうの低下を活用できます。

インファイト」でゴチルゼルの苦手とするあくタイプと戦うこともできますが、ダイマックスすると威力が落ちる問題もあり、あまり過信はできないです…

 

また、物理型と思われていることを逆手に取り、壁張りオーロンゲと対面した際に「オーバーヒート」から入り大ダメージを与え、次のターン「すてゼリフ」でゴチルゼルに交代することで「ちょうはつ」、「トリック」のない型の場合そのままTODすることができます。

オーロンゲ:リフレクター ガオガエン:オーバーヒート

オーロンゲ:ひかりのかべ ガオガエンすてゼリフ

 オーロンゲのこうげきが2段階下がった状態でゴチルゼルと対面

ゴチルゼルを削ることができず、時間切れでダメージの少ないこちらの勝ち。

「ちょうはつ」を持っている型も多くいるので、確実ではありませんが、交代して粘るだけでも壁のターンを枯らすこともできるのでオーロンゲと対面したら狙ってみる価値はあると思います。

 

 

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ゴチルゼル@たべのこし

特性:かげふみ

性格:ずぶとい

努力値:HP252 ぼうぎょ108 とくこう4 とくぼう84 すばやさ60

実数値:177-54-141-116-141-93

技構成:アシストパワー/コスモパワー/みがわり/ねむる

 

先述の通り、ガオガエンの「すてゼリフ」からこのポケモンに繋ぎます。

イカサマ」のダメージを抑えるために攻撃個体値が0のものを採用しています。

基本的には「コスモパワー」を積み耐久を上げ、余裕ができたら、「みがわり」で急所に当たる危険を減らします。

(相手が一撃技や厄介な補助技を持っている可能性がある場合はみがわりから入ります)

そして粘った後、時間を見計らって「アシストパワー」で1体倒してTODします。

 

かげふみの効かないゴーストタイプ、こちらから打点のないあくタイプ、同じかげふみ持ち、積み技、まけんき、かちき、こちらよりすばやさの高い一撃必殺技持ちや「ちょうはつ」「ボルトチェンジ」「とんぼがえり」「すてゼリフ」「くろいきり」「おきみやげ」「てっていこうせん」「ふきとばし」「ほえる」「だいばくはつ」「DDラリアット」を持っているポケモン以外は基本的にハメられると思います。

 

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お相手の型次第ですがこの辺りのポケモンを狙っていきます。

上の段は安定してハメられるポケモンです。
初手に出てきやすいポケモンや先発のガオガエンが呼ぶポケモンが多いため、後攻「すてゼリフ」からのコンボがよく刺さります。受けループや起点作成系のポケモンには滅法強いです。

こうげきを2段階も下げているため、一撃技を一度かわす前提なら「つるぎのまい」のないドリュウズもハメることができます。

 

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ドリュウズこだわりスカーフ

特性:かたやぶり

性格:ようき

努力値:こうげき252 ぼうぎょ4 すばやさ252

実数値: 185-187-81-63-85-154

技構成:じしん/アイアンヘッド/がんせきふうじ/つのドリル

先発ガオガエンに対してロトムを出されてしまった際、「ボルトチェンジ」を受けるために選出したり、ミミッキュ対策として使っています。

 

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ミミッキュ@カシブのみ

特性:ばけのかわ

性格:いじっぱり

努力値:HP228 こうげき108 ぼうぎょ164 とくぼう4 すばやさ4

実数値:159-136-121-63-126-117

技構成:じゃれつく/かげうち/のろい/トリックルーム

努力値振りはシーズン2、29位の方のものを使用させていただいておりますので詳しくはそちらをご覧ください。

出てきやすいドラパルトやトゲキッスに対して「トリックルーム」を展開し、「のろい」で自主退場して、後述のウオノラゴンと合わせて使っていきます。

 

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ウオノラゴン@こだわりハチマキ

特性:がんじょうあご

性格:いじっぱり

努力値:HP252 こうげき252 すばやさ4

実数値:197-156-120-81-100-96

技構成:エラがみ/げきりん/ロックブラスト/ねごと

主にガエンゴチルの選出が厳しい

(あくやゴーストタイプが多い・積み技や交代技を持っているポケモンが多い)お相手にミミッキュとセットで裏選出として出していきます。

ミミッキュで「トリックルーム」を展開した後に繰り出します。

超火力のハチマキ「エラがみ」で3タテを狙っていきます。

手持ちに入っているだけでもゴチルゼルでハメられるラプラストリトドン等の「ちょすい」や「よびみず」持ちの選出を誘える点も魅力的です。

 

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アーマーガア@オボンのみ

特性:ミラーアーマー

性格:わんぱく

努力値:HP252 ぼうぎょ140 すばやさ116

実数値:205-107-157-65-105-102

技構成:ドリルくちばし/ビルドアップ/ちょうはつ/はねやすめ

選出画面で先発で出てきてほしくないバンギラスミミッキュに圧をかけるために使用しています。

アーマーガアミラーを意識して、上から「ちょうはつ」をするためにすばやさを多めに振っています。

 

【選出】

ゴチルゼルでハメられそうなポケモンが多い

ガオガエン+ゴチルゼル+1体

ハメられないポケモンが多い

ゴチルゼル以外のいずれか一体+ミミッキュ+ウオノラゴン

 

【終わりに】

一度ゴチルゼルでキャッチしてしまえば、交代が起こらないため考えなければいけないことが少なく、初心者の方でも戦いやすい構築です!

引っ掛けた後は、釣りゲームのような斬新な駆け引きを楽しめるのでぜひ使ってみてください

ゴチルゼルを選出してTODをする場合、ストップウォッチは必須なので、準備してから対戦に臨んでください。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!